愛犬と深夜の攻防戦

 我が家では愛犬を飼っています。前の記事でもあったと思いますが、まだ生まれて半年の白いトイプードルのスフレちゃんがいつも家の中を元気に遊びまわっています。

 犬のいる生活を考えたことがありますか?散歩に行き、おもちゃで遊び、夜は一緒に寝る生活。仕事から帰ってくると、愛犬が待ってましたとキャンキャン吠えてお出迎えをしてくれる生活。正直申し上げて、人間の生活に愛犬は不可欠なくらい可愛い犬です。大昔の壁画や絵画にも人間と犬の生活が描かれるのも納得の愛犬生活です。

 そんな楽しい愛犬生活にも、とても大変な一面があります。

 

 それは、子犬の食糞問題です。

 

 犬を飼ったことがある人にはお馴染みの問題だと思います。しかし生まれてこの方初めて犬を飼うことになった犬素人の僕にとってはとても大変な問題です。検索すると、犬が糞を食べるのは当たり前のことで、野生のころの習性で敵に気配を察せられないようにするためだとか、単純に糞にフードの匂いが残っていて美味しそうに感じるだとか、単純に暇つぶしで食べるだとか…諸説あります。我が家の犬もそのどれかに合致するのでしょう。子犬の頃の食糞癖は大きくなるにつれ直るそうですが、職場の犬仲間の同僚に聞くと2歳になるまでは癖が抜けないとか、小型犬は治りづらいとか様々な話を伺いました。

 そんな話を聞きつつ、我が家の愛犬スフレの現状はというと、トイレはしっかり決められたところで行います。トイレのタイミングも大体1日のパターンが決まってきてご飯の後や夕方くらいになるとこちら側がスフレのトイレ待機をするようになっています。問題は深夜のトイレ問題です。夜寝る前、スフレは大体の確率で糞を済ませて眠りにつきます。今は一緒のベッドで寝ていて夜も催したくなったらトイレに行っています。問題なのは我々人間が気付かないくらい熟睡しているタイミングでトイレに行っていることです。たまにカサカサ動く音で午前3時とか4時に起きてトイレに付き合います。しかしそんな深夜に起こされた時に限ってトイレをしぶり、僕が一瞬用を足している隙にトイレを済まし、すでに美味しく食べていることも多々あり、めちゃめちゃ眠い中掃除をする日々です。

 スフレは朝5時ごろに目が覚め、僕の顔を舐めて起こしてきます。この時にわかってしまうんです。深夜糞をして食べてしまった時の匂いが…そんな時は必死で舐められないように顔を守ります。守る人間に攻める犬。まだまだ眠れるのに糞の匂いで起きるとは…。朝起きたら一番最初にするのはわやくちゃになった糞掃除か…。とかネガティブな感情が湧き上がります。

 

 しかし我が家のスフレ、そんな粗相をしてもあまりに可愛くて、甘え上手でそんな苦労をすぐに忘れてしまうほど許せちゃうんですよね〜(犬バカ)